3月 18, 2010
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「水墨画」の魅力を発見

日曜日に行って参りました、大盛況の「長谷川等伯」展へ。開館時間5分前に自転車で国立博物館に乗りつけたものの、すでに続々と押し寄せている人の波。テレビなどで紹介されていることもあって、すごい人気です。これくらいでひるむものかと、チケットを買って最後尾に並びました。誰かが「7時半からもう並んでいてんだって」というのが聞こえてきました。天気がよかったので持参した本を読みながら、かれこれ40分ほどでようやく入館。展示されている作品は仏画、屏風画、水墨画と多数ありましたが、私は水墨画に魅かれました。大作を少し離れて見ているとその風景がどこまでも広がっていくような感じを受けます。雪や鶴といった白いものを白い紙に描く、このことだけでも微妙な色使いです。この時代には狩野派が不動の地位を築いてましが、その大きな勢力に対しても戦いを挑んだという長谷川等伯の実力を物語っている作品の数々でした。

Akiko

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